管能サウンドマフラーはその製作にかかる全ての工程が手作業で行われています、接続面になるフランジ以外全て内作でやっています、その工数がとても多いので製作時間がかかります。
単純にそれが高い理由です。
マフラーの商品化に各マフラーパーツを既成品でタイコ、テールエンド等それぞれ各業者さんから集めチョイスする事も可能です、組み立て専門の業者さんもいます。
S660で例えると各マフラーメーカーでそれほど音に違いがありません、そのわずかな音の違いはテールエンドの違いで変わってるくらいのものです。
既成品を使えばビートのマフラーも価格を抑える事ができますが、普通のマフラーになってしまいお客様に選ばれる理由が無くなってしまいます。
やはり音なんです、その為オリジナルで製作しています。
特にタイコとテールエンドに工夫をしています、タイコは排気の爆発力を残しつつノイズをしっかり取ってあげる、テールエンドは最短距離で二股に分け最終出口の径を太くすることで音色を響かせます。
(エンドを斜め上に向けるたったそれだけの事も大事です)
この部分の加工は複数台分まとめてやりますが、もしテールエンド一台分だけ作るとしたら一日では出来ません。
しかしとても大事な部分なのでこれをやるしかありません。
このやり方しか無いという訳です。

